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ビタミンPの効果・効能

公開日: : 最終更新日:2017/10/25


ビタミンPは、水溶性ビタミン様作用物質であり、ポリフェノールの一種。

ビタミンPには種類があり、柑橘系の果物に含まれるヘスペリジンや蕎麦に含まれるルチンなどの植物二次代謝産物を総称してビタミンPと言います。
二次代謝産物とは、生命維持などに直接的には関与していない有機化合物のこと。

重大な欠乏症はありませんが、不足すると何らかの健康障害が現れる可能性があります。

その他、カテキン、イソフラボン、アントシアニンもビタミンPの仲間です。

別名「フラボノイド化合物」や「バイオフラボノイド」とも呼ばれており、一般的には「フラボノイド」という名で知られています。

正確には、フラボノイドというのは植物に含まれる天然色素成分の総称で、4000種類以上もあると言われており、その中の一部がビタミンPです。

ビタミンPは大きく分けて、フラバノール類やカテキン類、イソフラボン類などにグループ分けされています。

いずれも他のポリフェノール仲間と同じく抗酸化作用に優れており、老化の原因となる活性酸素の発生を抑える働きがあります。

しかし、ビタミンPの最大の働きは、抗酸化物質であるビタミンCのサポート。

熱や空気に弱く、壊れやすい性質を持つビタミンCを安定させることによってビタミンCの酸化を防ぎ、体内での働きを高め、効果が持続するよう手助けをしています。

そのため、ビタミンCのサプリメントにはビタミンPを配合しているものが多く、食品から摂取する場合にも両方が含まれている食品を食べることでより高い抗酸化力を発揮します。

ビタミンPの効果・効能・不足した場合の病気や症状など

ビタミンPの主な働きは、ビタミンCを酸化から守り、その効果を高めること。

そして、丈夫で健康な毛細血管を維持する働きがあります。

毛細血管は、血液によって運ばれた栄養や酸素を体の各組織に届ける役目をしています。

そのため毛細血管の内壁は、栄養や酸素がスムーズに通過できるようにある程度の透過性を保っていなければいけません。

毛細血管の透過性は「適度」であることが重要で、透過性が良すぎると毛細血管が弱くなってしまい、中の栄養素が染み出たり、ウィルスが体の組織に侵入しやすくなります。

そうならないよう透過性を調節し、毛細血管を強化するのがビタミンPです。

ビタミンPは毛細血管を丈夫にすることで出血性の病気や、ウィルスの侵入を防いでくれます。

また、高血圧の改善や脳内出血の予防にも有効です。

高血圧は、血管の収縮を行う酸化窒素が活性酸素と結合することによって機能が停止し、血管が縮んだままの状態になることが原因の一つと言われています。

これを防ぐ働きをしているのがビタミンCなのですが、ビタミンCは不安定な栄養素なので、きちんと作用する保証はありません。

そこで、ビタミンCのサポート役でもあるビタミンPが助けに入ることでビタミンCの力が最大限に発揮され、血圧の上昇を抑えることができるのです。

その他、ビタミンPはコレステロール値を下げる効果があり、ビタミンPの一つであるヘスペリジンについては抗アレルギー作用や発ガン抑制作用が報告されています。

反対にビタミンPが不足すると、軽くぶつけただけでもアザができやすくなったり、歯ぐきからの出血、高血圧症や糖尿病を引き起こす恐れがあります。

ビタミンPの摂取の方法や注意、多く含まれる食品など

ビタミンPは、ミカン、レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類をはじめ果物や野菜など、様々な植物性食品に含まれています。

細かく分けると、カテキンは緑茶、イソフラボンは大豆製品、アントシアニンはベリー類、タンニンは紅茶、ヘスペリジンは柑橘類、ルチンは蕎麦(そば粉)、ケルセチンはレタスや玉ねぎに多く含まれます。

柑橘類に関しては実の部分よりも皮、特に薄皮が最も豊富です。

また、ビタミンPはビタミンCの酸化防止と吸収促進作用があるので両方を豊富に含んでいる果物は最適な食材と言えます。

サプリメントで摂取する際にも、ビタミンPとCが配合されているものを選びましょう。

ビタミンPとビタミンCは共に水溶性なので、摂りすぎても過剰症の心配はありませんが、すぐに尿などと一緒に排出されてしまうため、体内に蓄積することができません。

食品から摂取する場合、3~4時間おきに摂取するのが理想的。

そのことから考えると、カテキンとビタミンCを含む緑茶も食材より手軽に摂取できるのでおすすめです。

ビタミンPは全ての人に適した栄養素ですが、特に摂取が必要なのはアザができやすい人や、歯ぐきの出血が気になる人。

アザというのは、毛細血管が壊れることによる内出血で、歯ぐきからの出血は、歯ぐきの毛細血管が傷つけられることで起こります。

毛細血管の健康を維持するビタミンPが足りていないとこういった症状が現れやすいので、どちらかに当てはまる人は積極的にビタミンPを摂るよう心がけてください。

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